社会を結びなおす - 本田由紀

本田由紀 社会を結びなおす

Add: uxifu55 - Date: 2020-12-07 07:21:30 - Views: 2269 - Clicks: 394

社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ (岩波ブックレット)/本田 由紀(新書・選書・ブックレット:岩波ブックレット) - 従来の日本的社会モデルは、教育・仕事・家族という3つの領域が、きわめて強固で一方向的な矢印で結合し、循環していた。. 本田由紀ホンダユキ 1964年生まれ。東京大学大学院教育学研究科教授。教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。. 本田 由紀『社会を結びなおす――教育・仕事・家族の連携へ』の感想・レビュー一覧です。ネタバレを含む感想・レビューは、ネタバレフィルターがあるので安心。読書メーターに投稿された約67件 の感想・レビューで本の評判を確認、読書記録を管理することもできます。. 本田由紀『社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ』岩波ブックレット、読了。行き詰まり混迷を深める現代日本。その淵源をどう理解すればよいのか。本書は戦後日本に誕生した社会システムを教育・仕事・家族が一方向にリンクした「戦後日本型循環モデル」と捉え、その誕生と普及.

著者「本田由紀」のおすすめランキングです。本田由紀のおすすめランキング、人気・レビュー数ランキング、新刊情報、Kindleストア等の電子書籍の対応状況をチェック! プロフィール:東京大学大学院教育学研究科教授「年 『文系大学教育は仕. 日本の少子高齢化は世界的に見ても突出した速さで進行している。日本がこのように特異なほど急速に少子高齢化を遂げている原因は,戦後の1960年代を中心とする高度経済成長期に形成され,その後の1970年代から80年代にかけて社会に普及と深化を遂げた,「戦後日本型循環モデル」の特徴と. 社会を結びなおす : 教育・仕事・家族の連携へ フォーマット: 図書 責任表示: 本田由紀著 言語: 日本語 出版情報: 東京 : 岩波書店,.

『社会を結びなおす――教育・仕事・家族の連携へ (岩波ブックレット)』(本田由紀) のみんなのレビュー・感想ページです(21レビュー)。作品紹介・あらすじ:日本社会に露呈している"ほころび"とはどのようなものか。どうやって軌道修正をしていけばよいのか。教育・仕事・家族という三つの. 。 本田 現実を見れば、今の日本では従来の「家族」という存在そのものが崩壊しつつあるといえます。非正規雇用の拡大などもあって、若い世代には「家族をつくる」こと自体が困難になっているし、あえて非婚を選ぶ人もいる。どこの家にもお父さんお母さんがいて、子どもがいてという、かつての一般的な「家族」のあり方はもう成り立たなくなっているんですよね。 にもかかわらず、政府はそれに逆行するように、さまざまなことを「家族」に押しつけようとしています。生活保護基準の引き下げと扶養義務の強化、介護保険報酬の切り捨て. この数年、日本社会は明らかにゆがみはじめています。自分より弱い立場にある人々に対して「無能で邪悪な存在」だとレッテルを貼り、たたきのめすことが平然と行われているのです。東京・新大久保などでの特定の民族に対するヘイトスピーチ(憎悪演説)などはその象徴でしょう。 社会の中から共生やダイバーシティ(多様性)の価値が失われてしまえば、日本はますます活力をなくして衰退していくはずです。その意味で、いま私たちが最も大切にしなければならないのは、お互いの価値観や生き方を尊重しつつ共生していくことなのです。 アベノミクスを訴えて総選挙に勝利した安倍政権は、これまで以上に経済効率や軍事力強化、人権剝奪をすすめる政治を行うでしょう。福祉の党として弱い立場の人々に寄り添ってきた公明党には、いまこそ政権のブレーキ役としての役割を発揮し、社会の多様な価値を守り抜いてほしいと願っています。 関連記事: ジョブ型雇用の活用で若者の暮らしを安定させる(東京大学教授 本田由紀).

Amazonで本田 由紀の社会を結びなおす――教育・仕事・家族の連携へ (岩波ブックレット)。アマゾンならポイント還元本が多数。本田 由紀作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。. 本田由紀さんの『社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ』(岩波ブックレット)をお送りいただきました。. 近年、格差社会の広がりが指摘されるようになりました。背景には、少子高齢化における人口構造の変化や世界経済のグローバル化による戦後日本型循環モデルの劣化があげられます。また、人々の暮らしを守るべき政府が、財政状況の逼迫などを理由に、有効なセーフティーネット(暮らしの社会保障)を構築できない点にあると考えています。 これからの日本は、団塊世代の高齢化などさまざまな社会問題に直面します。数多くの課題を克服し、厳しい立場に置かれた人々の暮らしを守るためにも、社会制度を再設計し、仕事・家族・教育の関係を結び直していく必要があるのです。 簡潔に言えば、戦後日本型循環モデルの3つの矢印を一方向的なものではなく、双方向型に変えていくことと、3つの循環からこぼれおちてしまった人々を受け止める「2つの布団」を国が用意することです。 まず3つの循環の矢印を双方向型に変えるとは、たとえば若い労働力を供給する役割のみ担っていた教育が、失業した人々の職業訓練や学び直しを積極的に引き受け、可能なかぎり自立を支える仕組みへ変えていくことです。 また2つの布団とは、1つには生活保護制度のようなセーフティーネットを3つの循環の周囲に張り巡らせ、生存と安心を保障すること。もう1つは、生活保障を得られた人々が再び社会へ戻って活躍していけるよう、職業訓練のようなアクティベーションの制度を国が用意することです。. Amazonで由紀, 本田の教育は何を評価してきたのか (岩波新書)。アマゾンならポイント還元本が多数。由紀, 本田作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。. 社会を結びなおす――教育・仕事・家族の連携へ (岩波ブックレット) posted with ヨメレバ. 東京大学出版会. net 読書 本田由紀『社会を結びなおす』岩波ブックレット. 報道などから明らかになっている内容をもとにお話をしたいと思います。 ――こちらなどに掲載されている内容を見ると、最初の「目的」には「家庭教育支援に関する施策を総合的に推進する」とありますね。そう聞くと「いいんじゃないの」とも思ってしまいそうですが.

戦後の日本社会は、仕事と家族と教育が足並みをそろえて急速に近代化するという極めて特異な経験をしました。あたかも3つの関係が循環するように回転し、高度経済成長期の日本を、拡大家族型の農村社会から核家族化の都市社会へと変貌させていったのです。 私はこの回転を「戦後日本型循環モデル」と名づけています。 仮にこのモデルのもとで非正規雇用となってしまえば、低賃金で家庭を築けず、あるいは子育てに取り組むこともできなくなり、結果として循環の枠組みからこぼれて、極めて不利な状況に追いやられてしまいます。また、そもそもこの循環の中では、お父さんは会社で働き、お母さんは家事に専念し、子どもは学校で勉強し続けるという画一化した役割を演じ続けなければなりません。 人間は何のために働き、なぜ愛する家族とともに暮らし、どう社会の中で生きていくのか、といった人生の意義や多様な価値観が見失われがちなのです。. 【tsutaya オンラインショッピング】社会を結びなおす/本田由紀 tポイントが使える・貯まるtsutaya/ツタヤの通販サイト!本. ――まず、今年の通常国会に自民党が提出・成立を狙っているといわれていた「家庭教育支援法案」についてお聞きしたいと思います。多くの法律家や研究者からその危険性を指摘する声があがっていましたが、どういったところが問題だったのでしょうか。 本田実は、この法案は現状での条文案も公開されていないので、非常に議論がしにくいのですが. 社会を結びなおす - 教育・仕事・家族の連携へ - 本田由紀 - 本の購入は楽天ブックスで。全品送料無料!購入毎に「楽天ポイント」が貯まってお得!. 『社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ』本田由紀著(岩波ブックレット) Posted by FC2USER960214GHB. 。 本田 本来なら、そうして従来の「家族」が崩壊しつつある今、かろうじてでもこの社会を維持していくためにやるべきことは、「家族」に対する「こうあるべき」という重荷をできるだけ軽くすること。同性カップル、婚外子や養子、単身親など、これまで「変わっている」と言われてきたような家族も、そして個人も、当たり前の存在として生きていける、のびのびと可能性を発揮できるようにしていくことだと思います。そのための基盤整備や多様性を尊重する価値観の浸透こそが重要なのに、今の政府がやっていることはそのまったく逆なんですよね。 私が研究してい. 10 教育社会学のフロンティア / 日本教育社会学会編 1.

本田先生は徳島県のご出身(同郷!)。教育社会学がご専門で、『社会を結びなおす』(岩波ブックレット)、『もじれる社会』(ちくま新書)など多くの著書もあります。 「今日は気がめいるような話ばかりになるが、現実を見据えないと前に進めない。. 。 本田 問題点はいくつもあるのですが、まず指摘しておきたいのは、具体的な家族のあり方を「こうあるべきだ」と法律で規定しようとしていることです。 本来、個別の家族における関係性のあり方は多様であって、どういう家族のあり方が「望ましい」のか、一概にはいえません。病気や貧困など、さまざまな困難や葛藤、事情を抱えている家族もあります。それに対して、保護者に「子に生活のために必要な習慣を身に付けさせ」「子に社会との関わりを自覚させ、子の人格形成の基礎を培」うことを要求するなど、特定の「望ましい家族像」を法律で定めようとしていることが、まず問題だと思います。 ――親が子に「必要な習慣を身に付けさせる」とか「人格形成の基礎を培う」こと自体はもちろん悪いことではないと思いますが、法律で義務として規定するとなると、まったく違ってきますね。 本田 内容に科学的根拠がなく、問題点と対策が合致していないことも問題です。たとえば、法案の冒頭にこの法律をつくる背景として「家族の構成員の数が減少したこと、家族が共に過ごす時間が短くなったこと」などの「家庭をめぐる環境の変化」が挙げられていますが、前者は少子高齢化に伴う現象ですし、後者の原因になっているのは長時間労働の蔓延でしょう。これらの「環境の変化」がそもそも問題なのか、問題だとしても「家庭教育支援」が本当にその対処策になるのかは非常に疑問です。 さらに、後でお話しするように、保護者だけではなく学校や地域住民、専門職や企業など、地域コミュニティの諸機関を「総動員」する内容になっていることも気になります。そうした形で施策が進められていけば、「支援」の内容に違和感をもつ人も、完全に. 本田 由紀 岩波書店. 専攻は教育社会学。著書に『社会を結びなおす――教育・仕事・家族の連携へ』(岩波ブックレット)、『もじれる社会 戦後日本型循環モデルを超えて』『教育の職業的意義――若者、学校、社会をつなぐ』(ともにちくま新書)、『軋む社会――教育. 社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ (岩波ブックレット) 本田由紀 内容:日本社会が露呈しているほころびとはどのようなものか。 どんな方向に軌道修正をしていけばよいのか。.

本田由紀著. See full list on d3b. 899 書誌ID: BBISBN:. 。これまで国が責任を持っていたことを「家族」に丸投げして、国は責務を負いませんよ、と言っているわけです。 ――しかもそれが、「家族の絆」といった言葉で美化される傾向にあるように思います。 本田 社会意識調査の結果を見ると、社会全体でも「家族が一番大事」と考える人の割合は、近年非常に高くなっているんですよ。実態としての家族は壊れているのに、「家族はすばらしい」というイメージはむしろ強化されている。反実仮想としての家族の美化ですね。 同時に、その「すばらしい」家族像に自分が当てはまらないことについては、すべて自分に責任があるとして抱え込む人が増えているように思います。「結婚できないのは自分に稼ぎがないからだ」「正社員になれないのは自分がダメだからだ」というように。 ――それは苦しいですね. 375 ブックマーク-お気に入り-お気に入られ 本田 由紀(ほんだ ゆき、1964年(昭和39年)12月24日 - )は、日本の社会学者。 博士(教育学)。 東京大学大学院教育学研究科 教授。.

社会を結びなおす――教育・仕事・家族の連携へ (岩波ブックレット) 作者: 本田由紀 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: /06/05 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 本田先生の肩書「教育社会学者」というのは、その活動からして“教育”に力点があると思っ. 社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ /岩波書店/本田由紀. 岩波ブックレット『社会を結びなおすー教育・仕事・家族の連携へ』(本田由紀)『科学のこれまで、科学のこれから』(池内了)を読みました。共に、社会のシステムを変えるべきだという視点で書いてあり、参考になりました。本田由紀『社会を結びなおす教育・仕事・家族の連携へ』は. レポート投稿第三回目です!今回も前回に引き続き本田由紀さんの書籍「社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ」(第3章、第4章)のレジュメを載せていきます。第三章 なぜ戦後日本型循環モデルが成立したのか第二章では、上図の戦後日本循環モデルに. 本書は、1960年ごろから年台までの価値観や社会構造の変化を統計データなどを使い、まとめた書籍です。(表や図も程よく出てきてわかりやすい!) スポンサードリンク. 。 本田 あれは、本当に出産直後の1回だけですし、指導の内容も沐浴のさせ方とか母乳についての相談といった育児手法に限定されていますよね。ところが、こちらは子どもが大きくなるまでずっと続く上に、内容も限定されていない。ずかずかと家庭に踏み込んで「どうなの、ちゃんと子どもを見てるの」と聞いて回るわけですよ。 一応「それぞれの家庭の事情に配慮して」とは言っていますが、そんな「配慮」が、全国津々浦々でさまざまな人から構成されたチームのすべてに行き渡るとはちょっと思えません。部屋にまで入ってこられて「散らかってますね」なんて言われたら、どうですか? あるいは、文科省が「早寝早起き朝ごは. 本田先生の目に映っている現在の日本社会とは、例えば「粗雑な『改革』が思いつきのようにばらばらと実施され」「締め付けや精神論が持ち込まれ」「うまくいかない状況をごまかすために分かりやすい『敵』を見つけ出して叩くことでうっぷんを. 【読書】本田由紀『社会を結びなおす』岩波ブックレット 年9月16日 / 最終更新日 : 年9月16日 ho-jo.

「社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ/本田由紀」の通販ならLOHACO(ロハコ)! ヤフーとアスクルがお届けする. ――「望ましい家族像」を押しつけているという家庭教育支援法案ですが、そもそも想定されている「望ましい家族像」自体が、今の社会にはあまり合致していない、非常に固定化されたもののように思えます。たとえば単身親とか、子どものいない夫婦や独身者などはまったく想定されていないというか. 社会を結びなおすの本の通販、本田由紀の本の情報。未来屋書店が運営する本の通販サイトmibonで社会を結びなおすを購入すれば、ポイントが貯まります。本の通販 mibonでは人文書の本 新刊・既刊や雑誌など約250万冊の本が購入できます。. See full list on maga9.

戦後日本型循環モデルの破たんを乗り越えるためには、新しい仕事と家族と教育のあり方を模索していく必要があります。まず仕事でいえば、これまでの過重労働やサービス残業など、会社のために際限のない貢献を要求される働き方を改める必要があります。 具体的にはジョブ(職務)型に基づく「限定正社員」の仕組みを実現し、業務内容・勤務地・労働時間を明確化して多様な働き方を広げていくのです。もちろん解雇ルールは厳格に運用し、安易な首切りをさせないよう注意すべきですが、働き方を変えることができれば、家庭のあり方も自然に変わってくるはずです。仕事にゆとりが生まれれば子育てや介護など家庭に関わる時間ができるためです。 日本の家庭は、諸外国に比べて子育てや介護など多大な負担を求められています。先進国の中では日本の教育への公的支出が最下位となっていますし、介護保険制度が発足してからも、主な介護者が身近な親族であるという厳しい現実があります。このことが女性の社会進出を妨げる要因の1つともなっています。 現在の日本は男性の働きだけで支えられる社会ではありません。女性の社会参加を促すためにも、女性のケア負担を軽減するための保育施設や介護施設をこれまで以上に国が整備すべきです。 教育のあり方も抜本的に見直すべきです。これまでの日本の教育は、子どもたちの価値を偏差値で輪切りにし、垂直の評価軸を設け、上からランキング化するものでした。その後、過度な受験競争への反省から、「人間力」や「基礎的汎用的能力」といった新たな評価軸が設けられるようになりましたが、人間の価値を他者と比較して相対化し、序列化している点ではほとんど変わりはありません。いわば、学力という垂直軸のとなりに、もう1つ名を変えた垂直軸が立てられているにすぎないのです。 全ての子どもたちの個性を伸ばし、才能を輝かせていくためには、真に職業的意義を持つ教育を社会全体で考えていくべきです。子どもたちが自分に適した仕事を見つけ、違法な働き方に対してはしっかり自分の権利を主張できるような「適応」と「抵抗」の力を身につけられるよう、学校教育を変革していくべきだと思います。. 社会を結びなおす. 社会を結びなおす――教育・仕事・家族の連携へ (岩波ブックレット) 作者: 本田由紀 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: /06/05 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (4件) を見る これまでの家族・仕事モデルが通用しなくなったので、新しいモデルが必要だという本。.

中古で購入し、一読したものです。読む分には問題ないかと思います。 「社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ」 本田由紀 定価: ¥ 572 本田由紀 本 book ノンフィクション 教養 日本社会に露呈している"ほころび"とはどのようなものか。. ヒュー・ローダー ほか 編 ; 広田照幸, 吉田文, 本田由紀編訳. 著者:本田 由紀 出版社:岩波書店 社会を結びなおす - 本田由紀 単行本(ソフトカバー):56ページ 発売日:分類: 社会一般 社会学概論 キーワード: 社会 教育 仕事 家族 評価 3. 岩波書店. 社会を結びなおす 教育・仕事・家族の連携へ - 本田由紀/著 - 本の購入はオンライン書店e-honでどうぞ。書店受取なら、完全送料無料で、カード番号の入力も不要!お手軽なうえに、個別梱包で届くので安心です。宅配もお選びいただけます。. ――自由法曹団の文書では〈あるべき「家庭教育」を定め、国が家庭に介入していく構造〉 が、戦中の1942年に文部省が発表した、「大東亜戦争の目的を完遂」するための家庭教育を規定した「戦時家庭教育指導要項」に酷似しているという重要な指摘もされていますね。今回の国会では幸い成立には至りませんでしたが、次回以降の国会で、再び法案提出の動きがあるのではないかといわれています。 本田おそらくそうなるでしょう。同時に、知っておくべきなのはこの法律ができるかどうかにかかわらず、すでに国による「家庭への介入」は粛々と進められているということです。この法律ができることで介入が始まるのではなく、すでに進んでいるさまざまな動きが、法的な根拠のもとでより表だって進められるようになる、と考えるべきだと思います。 ――どういうことでしょうか。 本田 たとえば、今年1月に文部科学省が出した、平成28年度家庭教育支援の推進方策に関する検討委員会の報告書には、具体的な家庭教育支援の推進策として、「家庭教育支援チーム」による「全戸訪問」が挙げられています。 この「家庭教育支援チーム」というのは、すでに活動している地域も一部あるのですが、教員OBやPTA、民生委員、保健師や臨床心理士といった専門家など、地域のさまざまな人たちによって構成されるもの。その「支援チーム」による、乳幼児や学齢期のお子さんのいる家庭への全戸訪問が、家庭教育支援の「推進方策」の柱として挙げられているんです。私は、これは非常に怖いことだと考えています。 ――全戸訪問ですか。新生児のいる家庭を保健師や助産師が訪問する制度は、今でも多くの自治体が設けていますが.

本田由紀(ほんだ ゆき) 1964年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。日本労働研究機構研究員、東京大学社会科学研究所助教授を経て 現在―東京大学大学院教育学研究科教授 専攻―教育社会学. 6 形態: 55p : 挿図 ; 21cm 著者名: 本田, 由紀(1964-) シリーズ名: 岩波ブックレット ; no. 4 グローバル化・社会変動と教育 / ヒュー・ローダー ほか 編 1.

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